育てるタオルは使い込めば育つ(大きくなる)タオル。
一般的なタオルは使い込めばゴワゴワになり1年ほどで交換しなければいけませんが、育てるタオルは大きくなるので2-3年は持つといわれています。
2-3年というと普通のタオルの倍以上なのでコスパ的にかなりいいのでは。
そのため、多くの芸能人が愛用・プレゼントとして人に贈られています。
しかし、育てるタオルの何が育ってどう育って2-3年も長く使用できるのでしょうか。
本記事では育てるタオルの「何が・どう」育つについて解説します。
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育てるタオルは何がどう育つ?
「スポンジーコットン100」という名の通り、綿100%ながら、空気を抱え込んでフンワリと膨らみ、水分をスッと吸水して、速乾性も高い“育つ糸”。その特性を生かしたタオルは、洗うたびに、ふっくらやわらかさを増していきます。
引用:育てるタオル公式サイト
育てるタオルは洗う・乾かすたびにタオル糸の繊維が「ふっくら」大きくなっていきます。
具体的には「スポンジーコットン100」という水を吸収して繊維を大きくするタオル糸が二重になっており、洗うたびに糸が水を吸収し大きくなり乾かすとふっくらとして最終的には大きくなっていくタオルです。
一般的なタオルは糸の繊維自体が二重に巻かれていない・水を吸収して乾かすたびにゴワゴワになっていくので徐々にしぼんでいきます。
逆に育てるタオルは使い込むほど大きくなっていく仕組みになっています。
育てるタオル糸は特殊な「育つ糸」が使われている
育てるタオルは、水を吸収する糸を練り込んだタオルです。
通常のタオルは綿・ポリエステル製の糸を練り込ませているだけなので使う・洗う・乾かしたら劣化してしまいます。
しかし、育てるタオルは糸が二重になっておりその隙間に空気が入り込むのでその結果ふわふわ・大きくなっていく仕組みになっています。
水洗いでミントバール糸を完全に溶かしきると、その反動で残った綿糸がゆるみ、隙間に空気の層を作ってふくらむという性質。
加えて、1,500回以上も撚りをかけることで、単に軽く、やわらかなだけではない、毛羽立ちも少なく、丈夫さも兼ね備えた、“育つ糸”へと進化させることに成功します。
引用:育てるタオル公式サイト
こうして完成したのが育つ糸=スポンジーコットン100です。
育てるタオルは育つので「糸くず」が落ちにくい
「育てるタオルは糸くずがヒドイ」
このような「ウワサ」があり調べてみましたが、実際の口コミ・レビューでも「糸くずがヒドイ」というものはありませんでした。
逆に糸くずが落ちにくい・順調にタオルが育っているという口コミが多かったです。
しかし、育てるタオルの「育て方」を間違っている場合、糸くずが出たり大きくならない場合もあります。
会社の人から、「育てるタオル」って言うタオル貰って使ってたんだけど。
育て方間違えちゃったらしくて、めちゃくちゃ糸出てくるんよなぁ…
育てるタオル...
育つどころかボロ雑巾みたいになってるの、私の育て方が悪い?
育てるタオルを正しく育てるための注意点
✔︎正しく育てる方法
- 柔軟剤を使わない
- ネットに入れて洗う
- 干す際は日陰干しにする
育てるタオルを正しく育てる方法は非常にシンプルです。3つの項目を守っていれば、正しくタオルは育っていきます。
逆にひとつでも間違っていれば育たなくなる可能性があるので注意が必要です。
洗う際に柔軟剤を使わない
育てるタオルは糸を二重にしてその隙間に入る空気によって成長させるタオルなので、柔軟剤を使うと糸のほつれが起こり、タオルが育たなくなる可能性があります。
また、糸をコーティング(柔軟剤によって糸の吸水性を落とす)してしまうため、タオルが育たない原因の一つになる場合があります。
ネットに入れて洗う
育てるタオルは洗う際、必ずネットに入れて洗濯しましょう。ネットに入れずに洗濯すると下記のような出来事が起こる可能性があります。
- 糸がほつれる可能性
- 糸引きや糸切れの可能性
- タオルがゴワつく可能性
洗濯はみなさんが想像している以上に育てるタオルに対して負荷をかけています。育てるタオルは精密に製作されているため、丁寧(ネットに入れて)洗うことをおすすめします。
干す際は日陰干しにする
育てるタオルを干す際は必ず日陰干しにしましょう。
日光で乾かすと糸に入った空気ごと乾かしてしまう可能性があるため、タオルが育たなくなる可能性があります。また、タオルがカピカピになる可能性があるので注意が必要です。
育てるタオルは乾燥機で乾かしても育つ?
基本的に、育てるタオルは日陰で乾かすと公式サイトでは書かれていますが「乾燥機にかけては育たない」ということは記載されていませんでした。
ただ、一般的なタオルや衣類は乾燥機にかけると縮んだり、糸のほつれの原因となるのでベストは風当たりのいい日陰で干すのがよいでしょう。
あるいはダメージを防ぐためにネットに入れて乾燥機にかけることをおすすめします。
育てるタオルは洗えば洗うほど柔らかく・大きくなるタオル!ぜひプレゼントや自分に
✔︎記事のまとめ
- スポンジーコットン100(水を吸収・糸を二重にする)のため、成長する
- 使う・洗う・乾かす・使うの繰り返して成長する
- 使い方によっては育たないので注意!
育てるタオルは独自に開発したスポンジーコットン100(水を吸収・糸を二重にする)で乾燥する際に糸と糸の間に入る空気によって成長していくタオルです。
使う・洗う・乾かす・使うの繰り返しで成長していくので、どんどん使ったら成長していくでしょう。ただし、使い方や洗い方・乾燥の仕方を間違えたら成長しないために注意が必要です。
育てるタオルは2-3年と通常のタオルよりも倍以上使用することができます。ぜひ、プレゼントや自分へのご褒美にいかがでしょうか。