3月3日の桃の節句はひな祭り。
家族も親族も子供・孫の成長を祝うための一大イベントとして心待ちにしているのではないでしょうか。ただ、昨今の新型ウイルスによりなかなか親戚一同が集まることができないのが現実。
「子供・孫のひな祭りを遠くからでも祝いたい。」
そんな人のために、この記事ではひな祭りのおすすめのギフトを5種類に分けて解説します。離れ離れになっている今、ひな祭りのギフトを贈ってお子さんを祝うのもアリでしょう。
ひな人形をギフトで贈っていいのか?
ひな人形は子供にギフトとして贈って、もちろん構いません。みんなで子供の成長を祝いましょう。
このように思う人が多いのではないでしょうか。ひな祭りは女の子のいる家庭にとって「初節句」となる行事なので大変重要なイベントです。
一般的に、ひな人形は子供の両親ではなく、両親の親、祖父母が購入するのが昔からのしきたりです。どちら側のご両親?というと「母方のご両親」が購入するのが通例となっています。
元々、女性は男性側に嫁ぐという昔の風習があるので、女性側の両親が孫の祝いをするためにひな人形を購入していました。しかし、昨今では母方の両親が購入する決まりはなく、「ケースバイケース」です。
- 両家で折半する
- 父方の両親が購入
- 人形は母方の家が用意し、食事や他のものは父方の家が用意
昨今では両家で折半してひな人形を購入するなど臨機応変になっているので、そこまで気にする必要はありません。
とはいえ、ひな人形は大変高価なものです。金銭トラブルにならないように両家でよく話し合って購入するのが良いでしょう。
今ではネットでもひな人形を購入できる時代となっています。「ネットだと実物がわからない!」と思う人も少なくないですが、寸法も記載されており、しっかりと実物通りのものが届きます。
新型ウイルスの中、人混みを避けてひな人形を購入したい人はネットを使うのもアリではないでしょうか。
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ひな祭りのギフト
ひな祭りのギフトは人形以外でもさまざまな種類があります。
女の子にとって、はじめての節句(お祝い)なので奮発していろいろなものを贈るのも良いのではないでしょうか。特に、お菓子などは子供が喜ぶ物の一つです。
一般的なひな祭りのギフトをひとつひとつ見ていきましょう。
お菓子
ひな祭りのお菓子はさまざまあります。
ひな祭りのお菓子
- 桜餅
- おかき
- ケーキ
- 柏餅
- 金平糖(こんぺいとう)
ひな祭りでは昔から関東では桜餅・関西ではおかきや金平糖が主流でしたが、昨今では子供が喜ぶケーキが振る舞われるようになりました。
ちらし寿司とケーキというセットで子供を祝う家庭が増えており、ひな祭りに似合う桜を使ったケーキが多いです。
ケーキはケーキ屋さんでも「ひな祭り特集」として販売されており、ネットでも販売しているので試してみてはいかがでしょうか。
特に、ネットではキャラ物のケーキも売られているので、お子さんと一緒に選ぶのも楽しいですよ。
桜餅や金平糖などは下記記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
お花
ひな祭りでは「お花」もギフトとして贈るのもアリです。
ひな人形の横に飾ったり、食事と共に飾るなどして色鮮やかな行事を、より引き立ててくれるでしょう。
ひな祭りに贈る花
- 桃の花
- 桜
- 梅
3つの花は「邪気を払ってくれる」と言われています。「ひな人形=子供の身代わり」であれば「桃の花・桜・梅=子供の不幸を払ってくれる」と認識してもらっても良いでしょう。
「お花をひな祭り用のギフトとして贈りたいけど、どれを選べばいいのかわからない」と思う人は青山フラワーマーケットが良いのはないでしょうか。
青山フラワーマーケットはお花屋さんでも有名なお店で、ひな祭りシーズンにひな祭り用としてお花をラッピングしてくれます。もちろん、ネットでも対応可能です。
- ギフトのお花としては業界No.1
- 知名度が高い
- ひな祭り用のギフト用ラッピングがある
バリエーションも豊富で、きちんと「ひな祭り用」としてのお花セットがあります。お花のギフトとして青山フラワーマーケットは有名で、店舗も全国に存在します。
ネット通販でも「ひな祭り用フラワーセット」は購入できますので、ネットで購入するのもアリです。
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お酒
ひな祭りの主役はお子さんですが、祝う側も楽しみましょう。大人たちが子供を祝うので、大人たちにはお酒が振る舞われます。
お酒は祝い酒としてさまざまな種類があり、もちろん子供が飲めるお酒もあります。
- 甘酒
- 日本酒
- 白桃酒
甘酒は子供も飲めるお酒なので、試してみてはいかがでしょうか。ひな祭りで祝酒として定番なのは、日本酒・白桃酒です。白桃酒は日本酒に桜の花を散らした簡単なお酒ですが、昨今白桃酒のにごり酒などさまざまあります。
ひな祭りではいろいろなお酒を飲めるチャンスでもあるので、これを機に試してみてはいかがでしょうか。
ひなあられ
ひな祭りといえば、真っ先に思いつくお菓子は「ひなあられ」ではないでしょうか。
昨今、ひなあられはひな祭りのお菓子としてあまり馴染み深いものではないかもしれないですが、それでも人気は健在です。
デパートやスーパーに行ってもひな祭りのシーズンになると大量のひなあられが売られているのが何よりの証拠です。甘くて食べやすく、小粒なので小さいお子さんでも安全に食べれるので重宝されているのではないでしょうか。
ケーキも良いですが、まだ小さいお子さんにはひなあられを贈るのもアリでしょう。
ひな祭りのギフトで贈ってはいけないもの
ひな祭りにギフトで贈ってはいけないものは決まりとしてありませんが、マナー上、贈るべきではないものはあります。ひな祭りは「子供の健やかな成長を願う祭り」なので、それに反するものは贈るべきではないでしょう。
具体的にどのようなものがダメなのかを解説します。
櫛(くし)
ひな祭りは一般的に女の子を祝う行事なので、ギフトで「櫛」を贈ろうとしている人もいるのではないでしょうか。
特に、髪の長い女の子にはちょっと高級な櫛を送って髪を整えてほしいという優しさもあると思います。
実は、櫛は「死」や「苦しみ」を連想するもので、贈り物としてはタブーと言われています。特に、子供の成長を願う「ひな祭り」に櫛を贈るのは避けた方が良いでしょう。
また、櫛は古来から「霊が宿る」と言われており、大事に扱わないと災いが起こると言われています。逆に大切に使うと「問題を揉め事を解きほぐす」と言われているので、家族で購入するのが良いでしょう。
お花(ケシの花・シクラメン・菊・鉢植え)
ひな祭りに欠かせないのは「お花」ですが、お花も選ぶ際に注意しましょう。
買ってはいけない花
- ケシの花
- シクラメン
- 菊
- 鉢植え
ケシの花は「麻薬」などの元になるイメージが強いので、贈り物としての印象は良くありません。ケシの花自体も散りやすいので、ひな人形と共に飾ると見栄えが悪くなるので避けたほうが良いでしょう。
シクラメン・菊は「死や葬儀を連想させる」と言われています。一般的に、菊は「葬式に飾るお花」なのでお祝いであるひな祭りに購入するのはやめるべきでしょう。
鉢植えは植物として、根が強く張っているので一見、贈り物としては良いのではと思われます。鉢植えの植物は根を強く張った後、そこから「寝付く」ということから、もし病気になったら「病気が長引く」とされています。
ひな祭りに鉢植えを贈る人は少ないでしょうが、こちらも避けたほうが良いでしょう。
赤いもの
赤いものは単純に「血・死」を連想させます。もちろん、プロポーズなどでバラの花を送ったりするのはアリですが、ひな祭りは桃の花・桜などがメインになるので「赤い花」は避けるべきでしょう。
特に、赤い花は色合いとしてもひな祭りとは合わないでしょう。購入する時はできるだけピンクの花を選ぶのが良いと言われています。
「ピンクの花と言われても、どのような組み合わせで選べばいいのかわかりません」という人は一度、下記のサイトをご覧になってはいかがでしょうか。ここではひな祭りのセット販売もされており、ネットで購入し、ひな祭りに合わせて郵送も可能です。
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ひな祭りはきちんとしたギフトを選んで贈ろう
ひな祭りは子供にとって生まれて初めての一大イベントです。
そんな初イベントにふさわしいお祝いのギフトを贈りましょう。ひな人形は家族同士が話し合い、どのお家が支払うかなどを決めた方が良いでしょう。
その他のものは主に食事や飲み物、お菓子やお花なので、ネットやスーパーなどで簡単に購入することが可能です。
ひな祭りは大人も楽しむことができるイベントですが、メインは子供です。子供が喜ぶと思う物を贈るのが良いでしょう。